5月の山遊び-さくらんぼ拾い

山遊び

5月に入ると緑たちはぐんぐん成長。あたりを見渡すと、緑豊かな景色にうっとりします。


4月に花を咲かせて楽しませてくれた山桜にも、若葉がたくさん生えてきました。沢からの涼やかな風が流れると、それはゆらゆらと揺れ、奏でる葉擦れの音がなんとも心地よいのです。

ふと気がついた頃には、山桜にさくらんぼが成り実を落とし始めていたので、息子と一緒にさくらんぼ拾いをすることにしました。

手入れをして、摘花をしているわけでもないので、実はかなり小ぶり。

そして山の木々は、周りの木々たちに負けじと太陽の光を浴びようとして背を高く伸ばすので、我が家の山桜も、実が成っていることに気が付かないほど、高い位置に花が咲きます。そのため、もうすでに実が成ってから時間が経過していて、落ちた実は裂けていたり、虫に食べられていたり。

それでも中には綺麗なものもあるので、「赤くて、綺麗な実を拾ってね」と伝えて選びながら拾うことしました。

「これは赤くて、大きくてプリッとしていて、きれいだから良いね」

「これは傷がついているから、やめよう」

「これは実が熟していなくて、まだ小さくて青いからやめよう」


などと伝えながら、キッチンから持参したボウルに集めていきます。

自分で拾ったさくらんぼをボウルの中に入れていく様子


本人も、「きれい」「傷がついている」「小さい」「大きい」「短い」「長い」など、実際のさくらんぼを手に取りながら判断をして、口ずさみ、知っている言葉と目の前にあるさくらんぼの状態を繋ぎ合わせているようでした。

こうやって、実体験を通してモノやコト、それらの名前や状態を理解して言葉として習得し、今度はそれを周りの人たちに伝えられるようになっていくんですね。

山暮らしの中には公園にあるような遊具や、高価なおもちゃはないけれど、“自然の教材“がたくさんあります。目で見て、手で触って、香りを感じて…時には食べてみる…など、五感をフルに使って遊ぶ。これがこの先の子供の未来にどう影響するのでしょうか。今からとても楽しみになりました。